初夏を思わせる陽気の5月1日、新宿柏木公園では新宿を中心とした都内野宿の仲間250名が集まり、第14回新宿メーデーが開催されました。
 柏木公園はさながら野宿の仲間の同窓会、「おお元気だったか」と久しぶりに集う仲間の肩を叩きあい、和気靄々とした雰囲気。そんな中、メーデー弁当を皆で食べながら一時だけ集中してのメーデー集会。基調提起、そして新宿、池袋、山谷、三多摩の仲間や支援者がそれぞれの思いを発言。仲間の暖かい拍手の中で「能書き大会」は終了。
 そして、今度は俺たちの番だとばかり都庁に向けたパレードが柏木公園から出発しました。「屋根と仕事をよこせ」と元気よく拳をあげ、なんだなんだと見守る新宿を行き交う人々に「俺たちの問題忘れんなよ」と今日ばかりは胸を張って行進。途中都庁の前では代表団を送りだし、先日提出した「要望書」に基づく交渉も同時に行いました。
 パレードは中央公園の解散地点まで進み、久しぶりの熱気の中、「来年もまた5月1日に会おうな!」と約束しあい、第14回新宿メーデーは無事に終了致しました。
 都庁交渉も「仲間がつかい易い施策に随所随所で点検しながら改善をしていく」との言質を取り、具体的な提案事項については今後の協議にまかされました。
 多くの方々のご支援、ご協力どうもありがとうございました。

 *「2008春要望書」全文はこちらから

 *2008メーデーアピールはこちらから