2.7西口地下広場火災10年追悼、2.7ホームレス支援全国ネット院内集会が行われました。

 

 

 2008年2月7日、西口地下広場火災から10年目を迎えた新宿駅西口地下広場で、亡くなった4名の仲間を追悼する有志が集まりささやかな追悼会が催されました。あの事故がいつのまにか風化し当時を知る者は少なくなりましたが、当時を知る警備員の方も声をかけて下さり、未だ記憶が消せない人々がこの街で働いている事実に、懐かしみと喜びを感じてしまいました。心の傷は癒えなくとも忘れ得ぬ人々を追悼し続け、この街の悲劇の連鎖をどこかで断ち切れればとの思いを強くしました。

 昼からは「ホームレス支援全国ネット」主催の院内集会に、新宿の仲間40名と参加してきました。ホームレス自立支援法制定から5年目を迎え、より実行性のある有効な施策に見直してもらうための集会でした。自民党、公明党、民主党、社民党の議員、秘書の方が実に多く集まって下さり、この問題への関心は国政レベルでまだまだ残っていることを確信しました。新宿の仲間も発言に立ち、日ごろの地道な活動が大きなうねりにつながっている事を語り、あきらめずに確実に歩んでいこうと提起しました。また、「支援ネット」は、北は北海道から南は沖縄まで、実に全国の支援者の代表の方が集まり6日の研修集会から当日午前中の厚生労働省、国土交通省との「話し合い」を勢力的に行い院内集会に参加してくれました。

 今後も「厚生労働省等との話し合いも続け、この夏にも発表されようとしている基本方針見直しが、より現状に則したものになることを期待したいと思います。