炎天下の中、新宿夏まつり550名の仲間が中央公園に集まり盛大に開催されました。

 第14回新宿夏まつりは、今年は前夜祭、本祭ともに中央公園「水の広場」で8月11日〜12日に開催されました。
 今年の夏は記録的な猛暑。連日30度を越す猛暑の中、準備に準備を重ね当日を迎えると公園のアスファルトの照り返しに目が開けられないほど。日陰が少ない場所だけに汗だくにながら会場設営。祭壇、炊き出しテント、医療相談テント、物資テントが完成すると物資が次々に運びこまれました。
 夕方になると仲間が続々と参集。中央に設置された祭壇の前に集まり、今年一年亡くなった22名の仲間に両手を合せる。僧侶の方も来てくれ150名近くの仲間による追悼会がしめやかにとりおこなわれました。
 続いて、カラオケ大会、そうめんの配食、そして映画会を夜遅くまで開催し、ヒートアイランドの都庁の下で皆で一緒に寝、本祭の日を迎えました。
 12日も相も変わらぬ炎天下。それでも昼の炊き出しから200名近くが参加、かき氷や床屋サービスには長い列ができ、パン食い競争やらのゲームにも夏に負けじと多くの仲間が参加し、一等賞を競いあいました。今年は医療テントの中で一般の相談の他「あんま」「歯科」のサービスも。こちらも盛況でした。
 夕方からは恒例のスイカ割り競争。10個のスイカと格闘し、いよいよ、晩飯と納涼コンサートの時間。既に550名近く、もの仲間が集まり、広い公園もこの時ばかりは狭く感じました。今年の夏祭り弁当はカレーライス。手作りのカレーで腹を満たし、ウーロン杯で少し酔ってからコンサートに突入。今年はコマ回しの平野さん親子の路上芸、そして玉木バンド、越路姉妹、五十嵐正史とソウルブラザーズとおなじみの面々ながらも夏の新宿の夜空の中、路上のおっちゃん達と一緒におおいにも盛り上がりました。
 そして最後は盆踊りを皆で踊って、暑い暑い夏まつりが無事終了しました。
 協力して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。夏を乗りきり、秋から冬へと新宿路上のおちゃん達は何があろうとも、引き続き、生き抜きます!